【 腐りかけのteenager 】
◆高校デビュー
中学から高校に進学する間の休みに、
私は高校デビューすることを決めた。
休みに入ったとたん、私は美容院に行った。
「すみません。髪の毛染めてください。明るめで!」
校則を破った事がない私は、突然少し怖くなった。
「やっぱり、少し明るめで…。」
度胸ないなぁ~。
そう思いつつ、初茶髪―
「あと、クネクネの髪の毛もサラサラにして下さい。」
そう言い、縮毛もかけた。
髪の毛がストレートになると、暗い雰囲気がサーッと消えた気がした。
私も、イケル!!
鏡に映る自分を見ながら私はつい心の中で叫んだ。
その足で、隣のデパートの化粧品売り場に出掛けた。
今まで買った事のない化粧品を手にし、私はチョッピリ大人になった気分になった。
化粧品売り場のお姉さんはとてもいい匂いがする。
これが大人の匂いかぁ~。
そう思いながら、真剣に話を聞き、化粧品選びと化粧の仕方を習った。
鏡に映る自分が昨日まで『暗い』とか『キモイ』とか言われていたとは思えないほど、私は見違えたように感じていた。
これでもう、イジメの対象から抜け出せる!
私は確信した。
私は高校デビューすることを決めた。
休みに入ったとたん、私は美容院に行った。
「すみません。髪の毛染めてください。明るめで!」
校則を破った事がない私は、突然少し怖くなった。
「やっぱり、少し明るめで…。」
度胸ないなぁ~。
そう思いつつ、初茶髪―
「あと、クネクネの髪の毛もサラサラにして下さい。」
そう言い、縮毛もかけた。
髪の毛がストレートになると、暗い雰囲気がサーッと消えた気がした。
私も、イケル!!
鏡に映る自分を見ながら私はつい心の中で叫んだ。
その足で、隣のデパートの化粧品売り場に出掛けた。
今まで買った事のない化粧品を手にし、私はチョッピリ大人になった気分になった。
化粧品売り場のお姉さんはとてもいい匂いがする。
これが大人の匂いかぁ~。
そう思いながら、真剣に話を聞き、化粧品選びと化粧の仕方を習った。
鏡に映る自分が昨日まで『暗い』とか『キモイ』とか言われていたとは思えないほど、私は見違えたように感じていた。
これでもう、イジメの対象から抜け出せる!
私は確信した。