【 腐りかけのteenager  】
お酒が始めての私は、缶酎ハイを半分飲んだところで目の前がボーっとしてきた。

お酒ってこんなに気持ちが良くなるんだ…。

それが私のお酒に対する感覚だった。

これだから、大人はやめられないんだ…。

大人だけこんな飲み物知って、ズルイ…。

・・・・・Oo。。(_ _))

「おぃ!おぃ!大丈夫かぁ~?」

リョウ君が私を気遣って声をかけてきた。

「えぇー?!大丈夫ぅ~。」

私は重たい瞼を必死に開けながら答えた。

「マキ、目ぇ座ってるぅ~!」

レミが遠くで喋ってる・・・。

私の頭にはレミの声が3重になって聞こえてきていた。

「リョウ!マキを隣の部屋に連れて行ってやりなよぉ。布団あるしぃ、寝かせてあげてぇ~!」

「帰ってこなくても覗くなよ!アハハ」

「わかってるぅ~(* ̄0 ̄)/ 」

遠くでうっすら聞こえる、レミとリョウ君の声・・・。
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