晴れた日の、2人



そんな俺たちは教師と生徒。
決して堂々とできる訳もなく、隠れてこそこそと付き合わなければならない。


そのことを俺はユキに申し訳なく思う。


今時の高校生なんだ。
手を繋いで帰りたいだろうし、
堂々とデートだってしたいはず。


みんなと恋ばなをすることもできなければ、親に言うことも容易くはない。


そうだと分かっていても、
やっぱり離れられないんだ、俺たちは。


< 3 / 20 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop