晴れた日の、2人
――――――昼休み。
いつも通り体育館の準備室にきたユキ。
その手には朝見せてくれたお弁当。
嬉しすぎてニヤける。
「…あの、ね?」
うつ向きながらモゾモゾするユキ。
なんだ??
「ま、不味かったら食べるの止めてね」
何を気にしてるんだか。
そりゃユキの手料理は食ったことないし未知の味だけどさ…
食うに決まってんじゃん。
万が一、不味かったとしてもな。
お前の愛情さえ入っていればおれは充分なんだよ、ユキ。