文系女子と体育会系男子
まだ二日目なので、今日は係決めとかをするらしい。
クラス内で男女別れ、じゃんけんをして勝った人から係を決められる。
私はじゃんけんが絶望的なくらい弱いので、結局余り物に近いと言える植物の水やり係となった。
まぁ、花とかは嫌いじゃないからそこまで苦でもなかったけれど。
女子と男子、別々に決め、ほとんどの係は男女二人になるようにされているらしいのだが、同じ係になったのは誰だろうか・・・?と思った途端、男子の集まりの中から聞き覚えのある声が聞こえた。
「はいはーいっ!俺、植物係やるっす!」
・・・ハイ?
自分から余り物の係に行くなんてどうかしてるのか、と私は思ったが、他の男子は自分が余り物の係に行きたくないからとすごく喜んでいるようだ。・・・男子って・・・
・・・っていやいや、それはどうでもいい、佐々木が、私と同じ係だと・・・!?
本当になんなんだアイツは・・・!?
皆が皆係が決まり、それぞれの席につく、と同時に私は隣で机に突っ伏している佐々木に文句を言った。
「お前・・・なぜわざわざ植物係を選んだ?他にもいろいろあっただろう」
「んー?いや、麻子っちゃんが植物係だったからっすけど?」
は?何を言っているんだコイツ。
「・・・意味がわからないのだが」
「え?だから、麻子っちゃんって、面白そうだし?気に入ったからかなっ」
ますます意味がわからないんだが・・・
「っつーことで、同じ係、あーんど隣の席ってことで、よろしくっす!」
「・・・はぁ・・・」
さいですか。
私の悩みの種が、また一つ増えたようだ・・・
クラス内で男女別れ、じゃんけんをして勝った人から係を決められる。
私はじゃんけんが絶望的なくらい弱いので、結局余り物に近いと言える植物の水やり係となった。
まぁ、花とかは嫌いじゃないからそこまで苦でもなかったけれど。
女子と男子、別々に決め、ほとんどの係は男女二人になるようにされているらしいのだが、同じ係になったのは誰だろうか・・・?と思った途端、男子の集まりの中から聞き覚えのある声が聞こえた。
「はいはーいっ!俺、植物係やるっす!」
・・・ハイ?
自分から余り物の係に行くなんてどうかしてるのか、と私は思ったが、他の男子は自分が余り物の係に行きたくないからとすごく喜んでいるようだ。・・・男子って・・・
・・・っていやいや、それはどうでもいい、佐々木が、私と同じ係だと・・・!?
本当になんなんだアイツは・・・!?
皆が皆係が決まり、それぞれの席につく、と同時に私は隣で机に突っ伏している佐々木に文句を言った。
「お前・・・なぜわざわざ植物係を選んだ?他にもいろいろあっただろう」
「んー?いや、麻子っちゃんが植物係だったからっすけど?」
は?何を言っているんだコイツ。
「・・・意味がわからないのだが」
「え?だから、麻子っちゃんって、面白そうだし?気に入ったからかなっ」
ますます意味がわからないんだが・・・
「っつーことで、同じ係、あーんど隣の席ってことで、よろしくっす!」
「・・・はぁ・・・」
さいですか。
私の悩みの種が、また一つ増えたようだ・・・