幕末桜
僕は、この子に…蝶ちゃんに家は何処かと聞いた。

今から一人で帰らせるのは危険過ぎるから…

この時間帯、島原通いの変態男が道端にゾロゾロといるだろう。

そんな奴らがこんな美少女をほって置く訳がない。

それに………

……?

蝶ちゃんはなぜだか気まずそうな顔をしてこちらを見ていた。

そして固く何かを決心したように…

口を開いた。

「150年後の未来から来た」

………………と。

…僕はそれが本当の事なのだと確信した。

だって蝶ちゃんの瞳は……

嘘をついている瞳じゃ無かったから。

あぁ納得。

だから‘間者’とゆうのも知らない訳ね?

僕はそれを口にしていた。

………ん?待てよ………

……とゆうことは……
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