幕末桜
それから何とか皆さんを起こして、

朝ご飯を食べた。

ちゃんと食べてくれるか心配だったが皆美味しいって食べてくれたので良かった。

斎藤さんも「料理上手いんだな」って褒めてくれたし♪

本当作って良かったぁ〜

なーんて喜びにひたっていると近藤さんが皆に言った。

「今日からこの屯所に女中として働いてもらう、蝶くんだ。

今日の夜、蝶くんの歓迎会を開く。それまで各自仕事に励むように。

後で蝶くんと幹部の皆は私の部屋に来てくれ。話がある」

そう近藤さんが言い終わると皆各自部屋に戻って行った。

「蝶ちゃん、近藤さんの部屋まで一緒に行こうか」

「あっはい」

私と沖田さんは近藤さんの部屋に向かった。

(話ってゆうのはきっと私の事だろうな…)

変な緊張感を持ちながら沖田さんについて行った。

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