幕末桜
「降りて来てくれ」

そう土方さんが言うと天井からひょいとこれまたイケメンのお人が…

でもこの人、侍じゃない。

忍者みたいな格好してる……

「君が蝶ちゃんか?偉い可愛い顔してんなぁ!!土方さん、こんな可愛い子出してもええんか?

あいつの事や…すぐ手を出すで」

「あぁ、だからお前に見張ってもらいたいんだ。

あの女癖の悪さだからな。もしもの時は助けてくれ」

「承知。まかしときな、土方さん、近藤さん。

蝶ちゃんが風呂入っとる時もちゃんと見張っとくさかいに」

っな!!!!!

なにこの人っ!!

突っ込もうとしたがすでに土方さんと近藤さんが山崎さんに牙を向けていた…

うわぁお…

「まぁそうゆうことだ。蝶。安心しとけ」

「そうやで蝶ちゃん。安心しいや。けどくれぐれもばれんように気をつけや」

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