Last.
夜、
ベットの上で
うだうだしていると
悠からメールが届いた。
To:澪
Sb:Re:Re:
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澪ー、
何しとるん?
そんな
ちっぽけなメール。
だけど私にとって
そのメールは小さな幸せだった。
To:悠
Sb:Re:Re:Re:
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ベットの上で
うだうだしてる(笑)
一分も掛からないうちに
返って来るメール。
受信フォルダを見れば
悠の名前で埋め尽くされていた。
「こんなん、しとったんや」
改めて
悠がどれだけ
私の恋心を占領しているのか知る。
それと同時に
自然と笑みが零れていた。
「好き、」
ほんの少しだけ
私と悠の距離が
縮んだ気がした。