運命鑑定
「叶華も最初は全く当たらなくて、『この 運命鑑定、超当たるからやってみ!!』って言ってきた人がウソついてるのかも、って思ってやめようとしたけど...」
「ほうほ...」
「運命鑑定のサイトの1番下に掲示板、あるでしょ?
そこをたまたま見たら、『最初は全く当たらなかったけどコツコツやったら当たるようになった』っていうコメン があって!!」
「ふむふ...」
「それから叶華も頑張って続けてみたら、 だんだん当たるようになったの!!
そういう人が大半だから、最初から当たった美紅は 凄いよ!!
なんかいいことあるかも!!」
そう言った叶華は、なおもキラキラした目で見てきた。
よく疲れないな...と少し感心したあたしは、叶華のマシンガントークが終わったことを確認し、思ったことを率直に話した。
「叶華の言ってることはよく分かった。そんなに凄いものなんだね...。」
「ほんとに伝わってる!? リアクション薄いけど、もう1回言おうか!?」
「いや、いいです」