運命鑑定



センパイの大きな目をじっと見つめて。


...素直になって。









「あたし、センパイのことが好きです」








...やっと、言えた。



あたしが大きく息を吐いた途端に、視界が真っ暗になった。



「...?」



あたしの目を覆っているものが小刻みに震えている。


...センパイの手だ。



あ、でた。


センパイの意味不明な行動。



そう思って、センパイの手を無理矢理はがそうとしたとき。





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