運命鑑定



――とある、大きな公園の前。



オシャレな時計台の前に腰掛け、センパイを待つ。


時計台の前にいるのにも関わらず、携帯を取り出し、時間を確認する。



...9時50分。




はぁ。





デートを終えたときのことを考えただけで溜め息がでる。



まだ、始まってもいないのに。




溜め息をついたあと、そのままブックマークしている運命鑑定を開く。


...いい結果なんて期待していないけど。



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