運命鑑定




あたしはいつまで茫然としていたんだろう。



気付けば、自分のお腹がなっていた。



時計をちらっと見ると、短針が7をさし長針が12を指している。


そういえば...夜ご飯食べてない、と気付いたあたしは、ひとまず今のことを忘れて夜ご飯を作って食べることにした。





今日はー...チャーハンと玉子焼き。


あたしは料理が得意だけど、唯一できないのが玉子焼き。


どうしてもお母さんが作ったように甘くて美味しい玉子焼きができない。


だから、たまに練習している。

しかも今日は昼休みに、叶華のせいで美味しい玉子焼きが食べられなかったから。



そんなことを考えているうちにチャーハンと玉子焼きは完成。



「...いただきます」


...やっぱりなんか違う。この玉子焼き。


まあ、コミュニケーションがとれないからお母さんに教えてもらうなんてできないんだけど。




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