運命鑑定
◇ 第4章 ◇
- カイソウ -
―――
「...んんん」
重たい瞼を開ける。
そして体が痛むなか、ゆっくりと体を起こすとリビングにいた。
――あぁ、あのままリビングで寝ちゃったんだ。
そのまま、おぼつかない足取りで洗面所に行って用を足す。
眠気覚ましに手と顔を洗って鏡を見た。
「うっわ...」
別人かという程に目が腫れていた。
昨日、泣きすぎたことを後悔し、お風呂に入るのを忘れていたことも同時に思い出して、また後悔する。
今日は一応、学校なのに...。
時計を確認するために1度リビングに戻ると、時計は直角に9時を差していた。