虹色青春物語。


…あ、ダメだ。




考えてたらなんだかモヤモヤしてきた…



イライラする気もする。




だめだめ!




私は重くなった頭をぶんぶんと振る。




きっと何か急ぎの用が出来ちゃったんだよね!




だからだもんね!




「……はぁ。」





自分に言い聞かせるけど、何だかスッキリしない。




「…気分転換に散歩でもしようかな?」




そう思って、私は家を出た。




…このせいで、あんなものを見ることになるなんて思ってなかった。






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