虹色青春物語。
「そうだよね…うん。水草くん、ありがとう。すごい楽になったよ…」
私は心から水草くんに感謝した。なんだか気持ちの整理ができそうな気がしてきた。
私だけの気持ち。私だけの心。
「俺は何も…でも、楽になったんなら、よかった。」
水草くんのおかげだ。
「水草くん、奈保のこと…協力するからさ。何か私に出来ることあったらいつでも言ってね」
「うん、ありがとう。」
「それじゃ。」
「またね」
水草くんは私の心を楽にして、去って行った。ありがとう、本当にありがとう。