虹色青春物語。
崩れ



近くの駅の洋服店に着いてウィンドウショッピングをしていると、近くから聞き覚えのある声がしてきた。





「え~♡これ可愛い~♡」




「おお、買ってやるよ」




…ん?この声は…




嫌な予感がしたものの、勘違いであれと思いつつ、恐る恐る振り向く。




ーーー!




私の目に映ったのは反対側のお店で透が知らない女の子と腕を組んで買い物をしているところだった。



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