虹色青春物語。


私の頭は一瞬思考停止した。



え…え?どういうこと?




私とのデートを断って、この子と遊んでるの…?




私よりこの子が大事ってこと…なの?




じっと見ていると、こっちを振り向きそうになった。




慌てて側にあったマネキンの後ろに隠れて、様子を伺う。




なんだか透、私といるときより楽しそう…





…これって、浮気…なのかな…





…。





そ、そうだ!メールしてみよう、メール!




私は携帯を取り出し、透にメールをした。




"今どこにいるの?"





送信!





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