カタナ
一通りの説明が終わり、廊下に出る。

するとそこにはひとりの男性教師がいた。


「あの方があなたの学但よ。」

耳元でささやく香苗校長。



「橘陽光(たちばな ようこう)です。よろしく。」

橘先生はお時儀をした。

つられてあたしも。

「教室に行きます。ついて来て下さい。」

そう言われ、早苗校長にお礼を言ってついて行った。


2階に行く。

その途中。

「乱暴な奴らばっかだし、しつこいだろうね、あのバカどもは。」

「・・・それはこの学校の生徒のことですか。」

「うん。だって女の子が来たんだもの。」

「はぁ。ま、無視しときます。」

「そうしてやって。」

会話が終わるのと同時に教室につく。

2ー1か。あたしのクラスは。




< 8 / 24 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop