約束の丘
「だから…あたしの中で兄貴は永遠に生きてる…やけん、あたしは兄貴の夢を自分の夢って感じて行ける」

あたしの話を聞いたお父さんは冷めきったコーヒーを飲みほし

「瑞穂が純也の夢を引き継ぐんか?」

お父さんも真剣な顔で聞いてきている。

そうだよね…お父さんだってあたし達とちゃんと向かい合って話したかっんだよね…ホントの理由隠して話したら…あたしはあたしを嫌いにならんとイカんよね

お父さんには小細工無しで話さなきゃね
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