約束の丘
「なるほどねぇ…若さゆえに出来る事かな?今のアンタらじゃ無きゃ出来ない…大人じゃ二の足踏む動機だよね…アンタらの思い…アタシ達メディアに関わる者として、どう表現出来るか?やってみる価値は、あるわね」

なんて言ってるけど…

「あんた取材って…どこまで付いて来るつもり?」

あたしが見つめながら聞くと

「もちろん…地の果てまで…あんた達が見つけた物にたどり着こうが、夢破れてうなだれてろうがね」

こうしてあたし達の鈴鹿4耐はテレビ局の取材を受けながら突っ走る事になった。
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