約束の丘
「なんだと、この野郎…」

突然あたしを罵って来たヤツにカッパが、くってかかる。

「やっとがっと36秒台ぐらいじゃ取材する価値なんて無いんじゃない?」

痛いとこ付いて来よる。

当たってるだけに言い返せない。

「アンタさぁ、無謀すぎるよ…まぁ俺も話が解らんヤツじゃ無い」

何か妙な事言い出したぞ

あたしは、ゆっくり立ち上がりソイツの顔を睨みながら

「アンタ…何が言いたいん?」

あたしが、そう言うとヤツは軽くニヤリと不気味な笑いを浮かべた。

カエルみたいなツラに不気味な笑みは、普通の人間通り越したバケモノだけど…
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