約束の丘

普段メールばっかりの現代人に履歴書ってのは、なかなかに苦痛です。

｢カッパぁ字ぃ間違えとぉやん｣

あたしは、コイツらと違ってまともな学校行っとぉけん履歴書一つ書ききらんコイツらにイライラする。

ノロマは書くののろいし、冷蔵庫は女みたいや字書くし…あたしはイライラしっぱなし

苦闘３時間…あたし達の夢を乗せた履歴書が完成した。

｢これが夢の第一歩よ｣

気合いが入るあたし

とりあえずあたしに合わせてる男３人

偉大な事業も小さな一歩から…そう、あたし達は動き出したんだ。