《続》跡目の花嫁さん~家元若旦那の危ない蜜月~
和也を笑顔で送り出して、今週末は一人で過ごすはずだった。
「本当にすいません」
「別に…今週末は何も予定がなかったから…」
濱部社長の運転するBMで、横浜の産婦人科病院に向かった。
「栗原も色々とピリピリしてるんだ。許してやってくれ」
「はい」
いつもはスーツ姿の濱部社長も週末は、ジーンズに黒いポロシャツ、麻のジャケットを羽織っていた。
スーツ姿では、見えない鎖骨に色気を感じた。
「相馬社長と出張中の御主人には内緒だろ?乗り掛かった船だ。遠慮しなくていいさ」
「ありがとうございます」
「本当にすいません」
「別に…今週末は何も予定がなかったから…」
濱部社長の運転するBMで、横浜の産婦人科病院に向かった。
「栗原も色々とピリピリしてるんだ。許してやってくれ」
「はい」
いつもはスーツ姿の濱部社長も週末は、ジーンズに黒いポロシャツ、麻のジャケットを羽織っていた。
スーツ姿では、見えない鎖骨に色気を感じた。
「相馬社長と出張中の御主人には内緒だろ?乗り掛かった船だ。遠慮しなくていいさ」
「ありがとうございます」