《続》跡目の花嫁さん~家元若旦那の危ない蜜月~
「…金なんて惜しみないくらいあるだろっ?」
ようやく、胸倉から手を離されたかと思うと、その場に突き倒された。
女だからって栗原さんは容赦しなかった。
「ウチの会社…傍から見ても大変だってわかってるだろ?次の夏のボーナス…幹部クラスは30パーカットだ。緑川に不満なら…離婚すればいい。トーマ社長の奥様も離婚するつもりで居るから。互いに独り身になって交際でも何でもしてくれ。不倫はマスコミの格好の餌になるから困るだけだ」
「私たちは別に…」
「じゃあ、どうして産婦人科に行った?もしかして妊娠してる??その子は緑川の子?それともウチの社長の子?」
「私はまだ・・・ちゃんと話を訊いて下さい!!栗原さん」
ようやく、胸倉から手を離されたかと思うと、その場に突き倒された。
女だからって栗原さんは容赦しなかった。
「ウチの会社…傍から見ても大変だってわかってるだろ?次の夏のボーナス…幹部クラスは30パーカットだ。緑川に不満なら…離婚すればいい。トーマ社長の奥様も離婚するつもりで居るから。互いに独り身になって交際でも何でもしてくれ。不倫はマスコミの格好の餌になるから困るだけだ」
「私たちは別に…」
「じゃあ、どうして産婦人科に行った?もしかして妊娠してる??その子は緑川の子?それともウチの社長の子?」
「私はまだ・・・ちゃんと話を訊いて下さい!!栗原さん」