《続》跡目の花嫁さん~家元若旦那の危ない蜜月~
二人目ー和也SIDE-
* * *
大手の外国企業の薬品メーカーと新規の契約を取り付けて、帰国。
予定通りのスケジュールで海外出張は終えた。
俺と社長は空港を出て、ドラゴンホテル東京ベイ行きのリムジンバスを待つ。
「どうして、自宅に戻らずホテルに泊まるんですか?相馬社長」
「俺のやるコトに秘書が文句を言うな!」
相馬社長は俺の言葉にキレて大声を上げた。
「お節介かもしれませんが、無事に娘の早祐様も退院されて今は、夫人と一緒に社長の帰りを待っているはずです!」
「俺がいれば、美苑の仕事は増えるだけだ。お前は二人に会って、土産を渡して、美苑から俺の着替えを受け取ればいい。美苑との間で、ちゃんと話はついている!!」
「・・・」
美苑夫人は本音を隠してるーーー・・・
大手の外国企業の薬品メーカーと新規の契約を取り付けて、帰国。
予定通りのスケジュールで海外出張は終えた。
俺と社長は空港を出て、ドラゴンホテル東京ベイ行きのリムジンバスを待つ。
「どうして、自宅に戻らずホテルに泊まるんですか?相馬社長」
「俺のやるコトに秘書が文句を言うな!」
相馬社長は俺の言葉にキレて大声を上げた。
「お節介かもしれませんが、無事に娘の早祐様も退院されて今は、夫人と一緒に社長の帰りを待っているはずです!」
「俺がいれば、美苑の仕事は増えるだけだ。お前は二人に会って、土産を渡して、美苑から俺の着替えを受け取ればいい。美苑との間で、ちゃんと話はついている!!」
「・・・」
美苑夫人は本音を隠してるーーー・・・