《続》跡目の花嫁さん~家元若旦那の危ない蜜月~
「私たち…離婚するよね」
「離婚?さあな」
少しは期待を持っていいの?
こんなお馬鹿な私の夫でいてくれるの?
トーマには沢山、訊きたいコトがあるけど。
声にしては言えない。
トーマの口から本音を訊くのが恐ろしい。
「俺のお仕置きを受ければ別に…考え直してもいい。俺に背を向けろ…美古」
私はトーマの言われた通りに背中を向けた。
「緑川とは本当に何もなかったのか?」
「なかったわ」
「他の男は?」
「ないわよっ!」
私を疑うトーマに大声で返した。
トーマの手が私のヒップをスカートの上から撫で回す。
「離婚?さあな」
少しは期待を持っていいの?
こんなお馬鹿な私の夫でいてくれるの?
トーマには沢山、訊きたいコトがあるけど。
声にしては言えない。
トーマの口から本音を訊くのが恐ろしい。
「俺のお仕置きを受ければ別に…考え直してもいい。俺に背を向けろ…美古」
私はトーマの言われた通りに背中を向けた。
「緑川とは本当に何もなかったのか?」
「なかったわ」
「他の男は?」
「ないわよっ!」
私を疑うトーマに大声で返した。
トーマの手が私のヒップをスカートの上から撫で回す。