《続》跡目の花嫁さん~家元若旦那の危ない蜜月~
「早祐ちゃん、尚貴君に何を頼んだの?」
「ん、あ…サンタさんの正体が知りたくて…尚貴君にお願いしたら…私の部屋に隠しカメラを付けてくれるんだって…」
「え、あ…止めた方がいい・・・早祐ちゃんはまだ、5歳だ。夢を見て生きた方がいい」
「和也さん!?」
「だから、サンタさんの正体はオトナになってから知ろうね」
俺は早祐ちゃんを説得した。
現実はオトナになったら、嫌って言う程、見せられる。
子供のうちに見れる夢は見た方がいい・・・
「和也さんがそう言うんならやめておく…尚貴君にいってくる」
再び、尚貴君が俺の元にやって来た。
リアリストの尚貴君。
「子供の興味を削ぐなんて、大人気ないです。和也さん」
栗原さんに叱られているみたいに訊こえて仕方がない俺だった。
END
「ん、あ…サンタさんの正体が知りたくて…尚貴君にお願いしたら…私の部屋に隠しカメラを付けてくれるんだって…」
「え、あ…止めた方がいい・・・早祐ちゃんはまだ、5歳だ。夢を見て生きた方がいい」
「和也さん!?」
「だから、サンタさんの正体はオトナになってから知ろうね」
俺は早祐ちゃんを説得した。
現実はオトナになったら、嫌って言う程、見せられる。
子供のうちに見れる夢は見た方がいい・・・
「和也さんがそう言うんならやめておく…尚貴君にいってくる」
再び、尚貴君が俺の元にやって来た。
リアリストの尚貴君。
「子供の興味を削ぐなんて、大人気ないです。和也さん」
栗原さんに叱られているみたいに訊こえて仕方がない俺だった。
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