《続》跡目の花嫁さん~家元若旦那の危ない蜜月~
今日は早祐ちゃんのピアノ発表会の日。
栗原さんと尚貴君も観に来ていた。
「栗原さん…」
俺は栗原さんを観客席から外に連れ出した。
「あのう~」
「何だ?緑川」
「少し、尚貴君に現実を見せ過ぎです!」
「・・・お前は俺の家庭の教育方針にケチを付けるのか?」
「そう言うワケじゃあ~」
やっぱり、俺…口では栗原さんに勝てない。
「!?そのポインセチア、お前どうするつもりだ?」
栗原さんは俺が大事そうに持っていたポインセチアを不思議そうに見つめる。
「え、あ…明日はクリスマスですし、早祐ちゃんの頑張りを労うつもりで買いました…発表会が終わった後に…渡すつもりです。ポインセチアの花言葉は祝福です」
「ふーん」
栗原さんと尚貴君も観に来ていた。
「栗原さん…」
俺は栗原さんを観客席から外に連れ出した。
「あのう~」
「何だ?緑川」
「少し、尚貴君に現実を見せ過ぎです!」
「・・・お前は俺の家庭の教育方針にケチを付けるのか?」
「そう言うワケじゃあ~」
やっぱり、俺…口では栗原さんに勝てない。
「!?そのポインセチア、お前どうするつもりだ?」
栗原さんは俺が大事そうに持っていたポインセチアを不思議そうに見つめる。
「え、あ…明日はクリスマスですし、早祐ちゃんの頑張りを労うつもりで買いました…発表会が終わった後に…渡すつもりです。ポインセチアの花言葉は祝福です」
「ふーん」