《続》跡目の花嫁さん~家元若旦那の危ない蜜月~
「あれは噂だ。紫穂が嫉妬するなんて、嬉しいな。もともと、俺のアプローチで始まった恋だ。紫穂が俺を好きかずっと不安だった。なんせ、好きとは一度も言われてないからな…自惚れたくはなかった」
「不安って?」
強引に私の貞操を奪っておいて、私のキモチを理解してなかったと言うの?
「智成さん!?」
私は語気を強めて彼の名前を呼んだ。
「私の貞操を何度奪っておいて…私のキモチを疑うの?あなただって…私には愛してるなんて…言ったコトないでしょ?」
「言の葉を紡がなくても、俺は行動でちゃんとお前を感じさせてるだろっ?あれが俺の愛情表現だ」
「!!?」
「ライブ公演で、疲れてる…たまにはお前が…リードしろ」
「えっ!?わ、私がですか?」
智成さんは身体を倒してしまった。
私が彼の身体の上に乗り掛かった大胆な体勢に。
「ま、まま待ってください!!」
私の慌てた様子を冷静に見つめていた。
「不安って?」
強引に私の貞操を奪っておいて、私のキモチを理解してなかったと言うの?
「智成さん!?」
私は語気を強めて彼の名前を呼んだ。
「私の貞操を何度奪っておいて…私のキモチを疑うの?あなただって…私には愛してるなんて…言ったコトないでしょ?」
「言の葉を紡がなくても、俺は行動でちゃんとお前を感じさせてるだろっ?あれが俺の愛情表現だ」
「!!?」
「ライブ公演で、疲れてる…たまにはお前が…リードしろ」
「えっ!?わ、私がですか?」
智成さんは身体を倒してしまった。
私が彼の身体の上に乗り掛かった大胆な体勢に。
「ま、まま待ってください!!」
私の慌てた様子を冷静に見つめていた。