kiss×kiss×kiss

告白

《好きなんだ。付き合ってほしい。》

あの日の事は忘れない。
丁度、桜が咲き始めた5月頃。
鼻を春の匂い通り抜く。
6回目の告白。
正直、私のドコが良いんだろうと、疑問に思ってしまう。
《時間ください。》
ナゼか断る事が出来ず、先延ばし。
本当に私ってバカ。
《わかった、いくらでも待つから、俺。》
私なんかのために…と、検挙してみた。
いつもなら《ごめんなさい》。


ナゼか今は、時間がほしい。

それは私の家がイベント会社で、彼は取引先の大川商事の跡取りだから。
< 2 / 2 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

それでも先輩、貴方だけ。
景浬/著

総文字数/2,130

恋愛(純愛)11ページ

表紙を見る
義経千本桜
景浬/著

総文字数/1

恋愛(純愛)1ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop