夜に生まれた天使




覆い被さる雄弥。あたしが目をつぶるのを合図に雄弥がちゅーをしてきた。


「………んっ…ふん」

角度を変えて何回も何回も重なる唇。

「ゆう…っ…やぁ……んっ」

ほっぺを親指でさすりながら、キスをする雄弥が大好き。

雄弥の舌が入ってくる。と、離れる唇。

「奈央?舌、絡めて?」

「わかんないよ…//」

あたしが目をそらすと、愛しい笑顔で笑って、キスを始めた。

舌を絡めてくる雄弥。あたしは頑張って雄弥に舌を絡めた。

「うっ……ん…………ぁあ…っん」

しばらくして唇が離れる。

「奈央、かわいいよ」

あたしは照れて、手で顔を隠した。そんな抵抗もあっけなく、雄弥にほどかれた。

「恥ずかしい…っ」

「今更、言うなよ」

雄弥はSっぽく笑ってまた舌を絡めるキスを始めた。


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