Love☆Situation〜恋する乙女に送る物語〜
「あ、クラス表だ。見に行こ」
「うん」
去年はC組だったんだけど、今年は何組だろ。
「ちょっと、失礼」
朱音がズカズカと人混みに突っ込んで行く。
あたしは朱音の後ろについて出来るだけ前に行く。
「奈々、同じだ!同じA組」
「本当に?どれどれ?」
あたしも表を見ようとしたとき、
「あ・・・・・・」
人混みに潰された。
そして、
コンタクトが落ちた。
「奈々、どうした?」
「コンタクトが落ちちゃった」