Love☆Situation〜恋する乙女に送る物語〜
「あー、そういうことね」
有華は理解した様子
「うん」
私は、アイツを許さない
「邪魔者ね。まぁ、そうかもね〜。でも、許してあげなよ」
「・・・絶対、無理」
昨日、智は望月くんに言ったんだ。
『結衣、俺のことが好きなんだ。だから、望月には悪いけど・・・諦めてくれ。んじゃ、な』
そう、望月くんに言った後、アイツは私の手を引いて教室から走った。
「智もね・・・」
「智のせいで青春が台無しだよ」