Love☆Situation〜恋する乙女に送る物語〜

「さすが、変態。水着の女の子好きね」


「だから、お前さぁ」


「鼻血、出てるよ」


「え?マジで!?」

そう言って、鼻の下を触った。



本気で信じてるし。

バカじゃないの?



「おい、鼻血出てねーじゃん。騙したな」


「冗談で言ったのに、智が勝手に信じたんでしょ」



でも、結局"変態"じゃん。



「ナンパでもしてくれば?」



「俺、ナンパとか興味ねーし」


とか言って、昔、亮介とナンパしてたじゃん。


「水着の女の子いっぱい居るのにー。彼女欲しいんでしょ?」



< 49 / 184 >

この作品をシェア

pagetop