Love☆Situation〜恋する乙女に送る物語〜
「しゃーねぇな。行くぞ」
「ありがとう」
どうしてだろう。
ふいに優しくされると、胸がドキッとしちゃう。
でも、智に恋なんか・・・
智を好きになんて絶対ならないから。
「お前さ、望月のことまだ怒ってる?」
まだ気にしてたんだ・・・
「望月くん?・・・もういいよ。別に怒ってないし」
「あー、よかった。まだ怒ってんのかと思った」
「そんなわけないじゃん」