ボクの震動、キミの鳴動。




翌日、広瀬は休みらしく病院にはいなかった。





でも瞬は日課の様にやってくる。





・・・・・瞬に言うべきか。





話す義務もないけれど、隠す必要もない。







「・・・・・オレ、広瀬と別れたわ」






今まで、こんなにサッパリしている別れがあっただろうか。





何か他人事みたいだ。








「・・・・・・は??」









瞬に一緒に怒って欲しかった。





瞬なら分かってくれる。





昨日屋上であった事を瞬にぶちまけた。
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