幸せの在処
小学校の頃のイジメは私に深く傷を付けたし、人を信じるという言葉を私の中から消し去った。
だけど、自分なりに頑張った。
出来るだけ人と話そうと努力したし、気に入ってもらえるように振舞ってきた。
だから、今まで上手くいってきた。
けど…
「信じられないんだよね。」
部屋の中に独り言が誰にも届かずに消えていく。
軽い人間不信…。
多分、そうだと思う。
一度閉ざした心を開くのは、そう簡単ではない。