幸せの在処


雨が降る中、その子猫はずっと小さく鳴いていた。


捨てられたのかな?


というか、雨の中捨てるなんて最低だよ‼


そう思いながら、猫を抱き上げた。


体は雨に濡れているせいで冷たかった。


両手で小さな子猫を抱きしめる。


この子猫は、誰かさんに似てる。



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