幸せの在処


コンビニを出て、ふと思った。


普通に男性下着…買ってしまった…。


なんだか…恥ずかしくなってきた。


トボトボと歩きながら考える。


私はなんで、のぶを家に入れたんだろう?


人を…信じられなくて。


あまり人を自分の居場所に招き入れるなんて…


あり得ない事でもあった。


それが、まさか女の子ではなく…男の子。


しかも、ひどい事を言われたのに。


とにかく、不思議だった。


のぶは一体…?


< 62 / 106 >

この作品をシェア

pagetop