幸せの在処


ドキドキとうるさく鳴る心臓。


それをどうか、悟られませんように…。


心の中で強く願いながら、ジッと身動きもせずに後ろからの温もりを噛み締めた。


この温もりが心地良くて。


とても、とても、心地良くて。


このまま、ずっと…


ずっと…居たいな


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