幸せの在処
服を持って、居間へと戻る。
少し気まずい…かも。
いや、少しどころじゃかいかもしれない。
さっきの事を思い出すと、再び鼓動は速くなりそうだった。
気持ちを落ち着かせながら、居間へ。
「乾いたよ。」
「あぁ、ありがとう。」
既に下着を着ていたのぶは、服を受け取った。
床に少し不器用にたたまれたタオルを取り、自分もお風呂に入ろうかと考える。
でも、このままのぶを1人にさせてもいいのかな?
さっきの事もあるから…