だってボクらは、生きている。~ギャング・エイジ~(脚本)
マアサ「ねぇ、マアヤ。いないんじゃない?」





マアヤ「そうかなぁ? コウタがハトばぁの家に行くってオサムのお母さんが言ってたのに」





マアサ「帰ったんじゃない?」





マアヤ「せっかく四人分もお弁当持って来たのに」






  廊下を走る四人。











マアサ「ねえ、マアヤ。何か足音聞こえない?」






  勢いよく開く引き戸。






マアサ「きゃぁぁぁぁぁ!」





オサム「わぁぁぁぁぁ!」





  全員の叫び声。







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