だってボクらは、生きている。~ギャング・エイジ~(脚本)
マアサ「そうなんだ」





マアサM「少しだけ会ってみたいと思った」





マサノリ「それにしてもマアサちゃんはダチョウ………マアヤにそっくりだよな」





マアサM「マサノリが身を乗り出すように私とマアヤを見比べるが、マアヤににらまれてビビる。コイツ、ヘタレだ」





ハカセ「ほんとうですね。最初に見た時はドッペルゲンガーか妖怪の類かと
思いましたよ」





マアサM「ハカセがメガネをキランと光らせながら不気味に笑う」





マアヤ「ハカセ、ドッペル何とかって何?」





ハカセ「ドッペルゲンガーですか? ドイツ語で『二重に歩く者』という意味で、その姿を見た人は死んでしまうそうです」





マアヤ「じゃ、じゃあ私は死んじゃうの?」





ハカセ「そんなことありませんよ。マアサさんはマアヤさんのドッペルゲンガーではありませんから」





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