だってボクらは、生きている。~ギャング・エイジ~(脚本)
12. 橋の上
  夕暮れ、ひぐらしの声。





  音程のずれた曲。






マアサN「その日の夕暮れ。





私達は少し音程のズレているタイトルのわからない曲に包まれた橋の上にいた。




方向の違うマサノリとハカセはハトばぁの家で別れた。





見下ろしている川の流れは穏やかなのにどこか冷たくて怖かった」





オサム「ハトばぁの孫、あそこで死んじゃったんだよな」





マアヤ「モモカちゃんって名前だったよね。





私達と同じ歳だったんだね。





だからハトばぁは私達に優しかったのかな?」





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