だってボクらは、生きている。~ギャング・エイジ~(脚本)
オサム「………マアサはそんなヤツじゃねえよ」





モモカ「オサムはガキだからわかんないんだよ。





こんなヤツ、生きてる価値もないんだよ。






だから私がマアサを殺してやる。





その分、私がマアサの代わりに生きてやるんだ」





オサム「そんなことはさせない。オマエが死んだのはマアサのせいなんかじゃねえよ。だから、マアサを返せよ!」





モモカ「オサム、マアサのことが好きなの?」





オサム「………そんなことわかんねえよ。でも、オマエにマアサを殺させやしない。オレがマアサを守ってやる」






モモカ「オレ、だって。オサムも男なんだね。―――だったら今、目の前でオサムの好きなマアサを殺してやるよ!」






< 39 / 45 >

この作品をシェア

pagetop