だってボクらは、生きている。~ギャング・エイジ~(脚本)
オサムN「そして、車は走り出した」





マアヤ「マアサ! バイバイ!」




オサムN「これが一生の別れみたいに僕達は力いっぱい手を振った」





ハカセ「さようなら!」




オサムN「だけど、これが最後なんかじゃないと思いたい」




マサノリ「じゃあなー!」





オサムN「たとえ一年、五年会えなかったとしても」





コウタ「マアサちゃん! バイバーイ! あ! にぃに!」





  オサム、走り出す。





オサムN「初めて君に出逢った時の感情が」





オサム「マアサ!」





オサムN「今の僕には何だったのか、よくわかるから」





マアサ「メロスー!」





オサムN「いつかまた、きっと再び出逢えると信じている」





マアサ「メロスー! ありがとー!」





  立ち止まり見送るオサム。





マアサ「走れメロスー!」





オサムN「だって僕らは、生きているから」




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