恋色 -こいいろ-
3.彼と私の空間
部活が終わって、
一人用具を片付ける私。
五十嵐くん・・・。
頭の中を五十嵐くんのことがめぐる。
私がボーっと立っていると
五十嵐くんが
「立ち止まってどうした?」
といって顔をのぞきこんできた。
私は、驚いて持っていたボールを
全部落としてしまった。
「おっ・・・そんな驚かなくても。」
「ごめん。
今、ボーっとしてたから。」
「もしかして、
俺のこと考えてた?」
えっ!?
私は何て答えればいいかわからなかった。
「・・・・。」
「図星でしょ?」
「・・・・。」
「まっいいや。
もう片付け終わり?」
「うん。」
「じゃ帰ろ。」
五十嵐くんは、
私に手をさしだしてきた。
一人用具を片付ける私。
五十嵐くん・・・。
頭の中を五十嵐くんのことがめぐる。
私がボーっと立っていると
五十嵐くんが
「立ち止まってどうした?」
といって顔をのぞきこんできた。
私は、驚いて持っていたボールを
全部落としてしまった。
「おっ・・・そんな驚かなくても。」
「ごめん。
今、ボーっとしてたから。」
「もしかして、
俺のこと考えてた?」
えっ!?
私は何て答えればいいかわからなかった。
「・・・・。」
「図星でしょ?」
「・・・・。」
「まっいいや。
もう片付け終わり?」
「うん。」
「じゃ帰ろ。」
五十嵐くんは、
私に手をさしだしてきた。