Dream
《真梨side》


私は近くの公園に舜也を呼び出した。


少しして、息を切らして走ってくる舜也の姿があった。


「ごめん。……何?話って」

舜也は呼吸を整えながら、私に聞く。


「き、急にごめんね‼どうしても、伝えたい事があって……」

下を向いて、私が言う。


「伝えたい事…?何?」



落ち着いて…きっと、気持ちは伝わる…‼

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