わたしは彼を殺した、そして彼に殺される
わたしが勝手に布団に潜り込んで

…時間を止めてるだけ。

まわりの時間は、

コツコツ、コツコツって、

過去から未来に歩んでいる。

「輝く未来、これから出会うひとやモノを大切にしていけよ」

彼はわたしにそう言ってくれた。

こんなわたしでも…

まだこの先に輝く未来があるんだよね。

また、

テレビのなかの人たちのように、

クリスマスを心から楽しめるときが…

いつかくるんだよね。

ちゃんとわかってるから。
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